ユングと共時性 (ユング心理学選書) 価格: 2,625円 レビュー評価:3.0 レビュー数:2 本書は共時性の基本的な概念を解説するだけでなく、共時的事象(偶然の一致)を感じ取る心の大切さも説いています。
自然科学の枠組みからはみ出したもの、因果律によって解説不可能なもの、そういったものとどのように人は向き合っていけばいいのか、その一つの答えが共時性という考え方であると本書は語っています。
共時性そのものが非因果律の概念であるため、それを論理的にわかりやすく説明することは大変困難なことなのでしょう。そのため、本書はいわゆる初心者にもとっつきやすく、わかりやすいという種類の本ではなくなっています。
ただ、各ペー |
エスペランサ (5) (Wings comics) 価格: 546円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 ひとつひとつのエピソードをじっくりゆっくりしかもあきさせない展開ですすめてきた良作だとおもいます。 構成がとても巧く、人物の心の動きがすごくいいです。 登場人物もみんなかわいい! ラストがどきっとして、またひきこまれていきますよー |
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とっとこハム太郎 (小学館ワンダーランドブックス) 価格: 872円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 ハムスターブームの火付け役になったハム太郎。小さくても一生懸命、ひまわりの種が好きなハム太郎。ふんわりした絵柄も、うちの小学生のお姉ちゃんから1歳のおとうとまで大好きです。 |
データでみる中国近代史 (有斐閣選書) 価格: 1,785円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 これは統計データを用いてわかりやすく示した中国近代史に関する本です。 「お話ばかりでははっきりしたイメージがわかない!」という方には、 この本を読んでもらえば具体的なイメージを持ってもらえると思います。 この本自体は非常に薄い本ですが、 総括、財政、産業、金融の各章毎に良くまとまっています。 中国近代史の勉強をする際には、 是非ともお手元にこの本を置いて頂きたいと思います。 |
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未来への記憶―自伝の試み〈下〉 (岩波新書) 価格: 714円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 臨床心理学者の著者が、自らを「研究素材」として提供し、その半生を語り下ろすという試みの下巻。高校教師を経て、31歳でアメリカへ留学した1958年から、スイスのユング研究所で日本人初のユング派分析家として帰国する1965年までが語られている。 特にスイスでの回想は、著者の渡航がユングの死の翌年であること、ユング派が世界的に理解されるのが1970年代だったことを考えると、当時マイノリティーだったユング派心理学の黎明期を写し取ったものになっている点が興味深い。また、ユングと親交の深かったハンガリーの神話学者ケレーニイとの思いがけない出会いや、「牧神の午後」で有名なロシアの舞踏家ニジ |
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東方美人2 千年王国 (ショコラノベルス) 価格: 893円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 アレクセイを自分のものにするために、ありとあらゆる手管を使ったというサエキですが、人を取りこむことを得意とする彼をしても、もしもアレクセイに妻か恋人がいたとしたら、どんな手を使ったとしても受け入れられることはなかったかもしれないと思わせる、アレクセイの誠実な人柄はとても暖かで魅力的で、読んでいてこちらまで癒されるような気がしました。
そんなアレクセイを自分の前に跪かせ、忠誠を誓わせたサエキですが、今回アレクセイに「濡れ事」という隠語で呼ばれる暗殺の任務が与えられ、アレクセイに人殺しなどさせたくない、人を殺せるような人間にはなって欲しくないと苦しむサエキの姿を見ている |
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