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【信長の戦い1】桶狭間・信長の「奇襲神話」は嘘だった (新書y) 価格: 798円 レビュー評価:4.0 レビュー数:5 伝統的な「迂回攻撃説」は後代の作である小瀬甫庵『信長記』を元に、旧軍の参謀本部がまとめた『日本戦史・桶狭間役』によって広められものであり、より真実に近いのは太田牛一が『信長公記』で描いているように、信長が偶然仕掛けた正面攻撃が、たまたま今川義元のいる本隊にクリーンヒットし、総崩れになった、ということらしいんですな。こうした「正面攻撃説」をずっと書いている藤本正行さんが、細々と『信長公記』を引用しながら解き明かす、というのが本書。
信長が戦争における情報の重要性を知っていたからこそ勝利できたというのは参謀本部が軍人の卵たちにそう教えたかったからにすぎない、というん |
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教育行政学 価格: 1,890円 レビュー評価: レビュー数: |
人はなぜ裏切るのか ナポレオン帝国の組織心理学 (朝日新書) 価格: 735円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 世の中、きれいごとばかりでは済まされない。あの栄光のナポレオンの部下でさえ、背信者としての暗部を秘めて、劇的である。著者はその影の部分にスポットを当て、抉り出す手法をとる。勝てたはずの戦いをはてぼくさせ、ナポレオンの人生を歪め、帝座から転落させた。本書は、「裏切り者」と言われた男たちの心理に迫り、人間の深層心理としての「欲求」「自尊心」「嫉妬」「信念」の真相に迫っている。
百日天下を崩壊させ自己保身に走った義弟「ナポリ国王ミュラ」、流刑地セント・ヘレナへの道をつけた寝返りの名人「警察大臣フーシェ」、首都パリを明け渡し二つの顔を持っていた男「警視総監パスキエ」、自己解放のちめワ |
偽書『武功夜話』の研究 (新書y) 価格: 819円 レビュー評価:4.0 レビュー数:11 今では偽書説の方が知れ渡っている「武功夜話」だが、2002年時点でこれを出した価値は大きいでしょう。しかし日本の歴史業界は文献批判と言う物をしないのか。
『偽書「東日流外三郡誌」事件』などと比べると読み物としての面白さが落ちるので星一つ減。
偽書「東日流(つがる)外三郡誌」事件 |
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トヨタシステムの原点―キーパーソンが語る起源と進化 価格: 2,625円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 トヨタシステムがこれだけ世間に知られていながら、未だ重要な人物 の名前が良く知られていないのはおかしい、というのが本書のレビュ −を書く所以です。このレビュ−を読まれた方は早急に本屋で(勿論 アマゾンでも)本書を購入して欲しいと思います。 本書はトヨタシステムの構築に直接携わった人に対するインタビュ− と解説が中心ということで、本書を読んでトヨタシステムが分かると いうものではありません。寧ろ既に勉強されてきた人がもっと深く追 求したいという場合の必読の一冊でしょう。 レビュ−のタイトルにもしましたが、特に鈴村喜久男氏によるトヨタ システム |
DTM 用語辞典 価格: 2,520円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 辞典というだけあり、用語説明が詳細です。
一通り網羅しているので便利そうです。
できるなら、用語にルビを振って欲しいものです。
読み方を知らないまま意味だけというのも・・・。 |
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